1日目
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エレバン到着(集合)
エレバン・ズヴァルトノツ国際空港に到着。ホテルまでお送りします。
宿泊: エレバン
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2日目
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市内ツアー(約50km)
アルメニアの近代的な首都のエレバンは紀元前782年から栄えていたと言われる、世界で最も古い都市の1つです。ウラルトゥ王国の要塞があったアリン・ベルド丘のふもとにたつエレブニ歴史博物館、エレバン歴史博物館、ジェノサイド記念碑の立つツィセルナカベルド記念館などを見学して、ホテルに戻ります。
宿泊: エレバン
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3日目
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エレバン~エチミアジン~ズヴァルトノツ~エレバン(約40km)
世界有数の古文書館であるマテナダラン古文書館を見学。世界文化遺産のエチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡を訪問。聖フリプシメフ教会(618年)、聖ガヤネフ聖堂(6303年)、ショガカト教会(1694年)の3処女教会も見学します。遅めの昼食後のオプションは
1. アルメニア・ワインとコニャックの製造所見学。
2. じゅうたん工場見学。
3. パラジャーノフ美術館見学。
宿泊: エレバン
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4日目
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エレバン~ホルヴィラップ~ノラバンク~アレニ(約120km)
ホルビラップ修道院(4~18世紀)へ。道中、アルメニアの永遠のシンボル、聖アララット山(5137m)が車窓から望めます。ホルビラップはアルメニアがキリスト教国家となる際に重要な役割を果たしたといわれる啓蒙者グレゴリーゆかりの聖堂です。次に絶壁を背に狭い渓谷に立つノラバンク修道院(13世紀建立)まで素晴らしい景観が続きます。古代ロマン漂う洞窟での夕食後、特筆すべきワインで有名なアレニ教会(14世紀建立)に寄って保養地ジェルムークを見学後、エレバンにもどります。
宿泊: エレバン
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5日目
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エレバン~ガルニ~ゲガルド~エレバン(約73km)
アルメニア高原の古代の諸国家とアルメニアの情報の宝庫、アルメニア歴史博物館を訪問します。次に旧ソビエト連邦内では唯一のヘレニズム文明の名残りであるガルニ神殿(紀元1世紀建立)、世界文化遺産のゲガルド岩窟修道院(13世紀建立)を見学。帰り道に20世紀アルメニアの大詩人、イェギシェ・チャレンツが好んだ場所に立つ「チャレンツのアーチ」からアララト山を眺めます。
宿泊: エレバン
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6日目
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エレバン~セバン湖~ディリジャン~ハフバット~(国境)~サダフロ~トビリシ(約340km)
ホテルを早朝に出発。甘くて、とてつもなく青く「アルメニアの真珠」と呼ばれるセバン湖へ。アルメニア人にとって、この世のパラダイスであるリゾート地ディリジャンへ。世界遺産のハフバット複合修道院を見学してグルジアとの国境サダフロへ。乗り物とガイドを交換してトビリシへ。
宿泊: トビリシ
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7日目
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トビリシ~ゴリ~ウプリスツィヘ~クタイシ(約300km)
ゴリへ向かいます。途中、572年にアッシリア人伝道士イシドルが修道院を創立した場所に11世紀に建てられたサムタヴィス教会に寄ります。ゴリはダヴィド建設王(1089‐1125年)が拓いた町です。スターリン博物館(入場料6ドル)見学。さらに紀元前2000年頃ムトゥクヴァリ川左岸の断崖をひらいて作られたウプリスツィヘ岩窟都市跡(入場料1.70ドル)へ。岩を切り開いた様々な形が当時の文化をしのばせます。世界遺産のゲラティ修道院見学後、クタイシ市内を散策。
宿泊: クタイシ
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8日目
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クタイシ~サタプリア~ズグディディ~メスティア(約250km)
サタプリア国立自然保護公園(入場料4USドル)を散策します。ここでは中生代のジュラ紀から三畳紀の恐竜の足跡が発見されています。鍾乳洞や鍾乳石の規模も大きく世界的にみても非常に珍しい地形が保護されています。ズグディディではダディアニ朝王宮博物館(入場料1.70USドル)を見学します。館内には4万点をこえる展示物があり、グルジアだけではなく世界の歴史に触れることができます。スヴァネチへ向かう道中、イングリ・ダムを見学します。コンクリートで作ったダムとしては世界最大の272mの高さがあります。スヴァネチ地方は大コーカサス山脈に挟まれて中世からの伝統を守り、あたかも時間が止まっているかのような雰囲気のあるところです。
夕食と宿泊: メスティアのゲストハウス
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9日目
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メスティア~ウシュグリ~メスティア(約90km)
専用ジープで世界遺産村ウシュグリへ向かいます。道中、聖ギオルギ教会(7世紀~12世紀)、ナキパリ教会(1130年創建)を見学。ウシュグリでは民族博物館に入ります。ウシュグリはヨーロッパ内で人が定住しているところとしては最も標高が高いところ(2200m)と言われています。林立する戦いの塔も中世期のものが多くあります。
夕食と宿泊: メスティアのゲストハウス
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10日目
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メスティア~バトゥミ(約280km)
隣村のレンジェリ村とラタリ村で8世紀から14世紀にかけて建てられた、内壁の美しいキリスト教会堂を見学。グルジアで最も美しく、誰もが夏に滞在したくなる黒海沿岸の町・バトゥミへ。到着後、自由時間。
宿泊: バトゥミ
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11日目
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バトゥミ~ムツヘタ~トビリシ(約400km)
ゴニオ要塞(入場料1.70USドル)、ペトラ城、亜熱帯を感じる植物園(入場料4.50USドル)を見学後、町全体が世界遺産のムツヘタへ。ムツヘタは紀元前3世紀から紀元後5世紀までのグルジアの旧都です。山の上のジュヴァリ修道院(6世紀創建)、つい最近までグルジア正教の中心だったスヴェティスツホベリ大聖堂などを見学後、トビリシへ。
宿泊: トビリシ
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12日目
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トビリシ市内周遊ツアー(約100km)
旧市街の天然温泉、グルジア正教教会、アルメニア正教教会、シナゴーグ、イスラム・モスクなどを見学し、宗教に寛容なグルジア文化に触れます。今世紀に建立され南コーカサスで最も巨大なサメバ大聖堂、ムトゥクヴァリ川畔の断崖の上に立つメテヒ教会(12世紀のモンゴルの侵入やソビエト政権の政治的抑圧の跡が残っています。また、ここ広場にはトビリシを拓いたヴァフタング・ゴルガサリ王の銅像があります)ダレジャニ宮殿も断崖のツバメの巣のようにせり出しています。川向こうにはトビリシの名前の由来である天然温泉があります。(グルジア語で暖かいは「トビリ」といいます)グルジア料理のレストランで昼食をとったあと、4世紀に建造された高台のナリカラ要塞跡へ。トビリシ市街の展望が素晴らしいところです。今は聖ニコラス教会が立っています。教会内はフレスコ画と聖書の物語が飾られています。降りてきて石畳のレセリゼ通りを散策します。13世紀建立の聖グレゴリー・アルメニア正教教会や上品な表構えのシナゴーグがあります。ムトゥクヴァリ川側にはシオニ教会があり、パリ風のとおカフェが軒をそろえるシャルデニ通りを通って、イエスのイコンが保存されている、トビリシで最古のアンチスハチ教会を見学します。それから、トビリシのメイン・ストリート(オペラ劇場、国会議事堂、ルスタヴェリ劇場、ギャラリーやカフェが並ぶ)ルスタヴェリ大通りを歩き、最後にグルジアの地方地方によって違う伝統的な民家や宮殿を集めた野外民族博物館(入場料1.70USドル)までドライブします。
宿泊: トビリシ
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13日目
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ガイドなし、ドライバーなしの自由行動日
宿泊: トビリシ
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14日目
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トビリシ~テラビ
テラビのエレクレ2世の宮廷美術館(入場料2ユーロ)見学。ツィナンダリ村のチャフチャヴァゼ庭園美術館(入場料3ユーロ)のワインセラーで6種類のワインのテイスティング(おつまみ付き、試飲料7ユーロ)。16世紀の代表的建築のグレミ修道院、風光明媚なネクレス修道院を見学後、テラビに戻ってローカル色の強いレストランでの、カヘチ地方ならではの食事を楽しみます。
宿泊: テラビ
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15日目
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テラビ~グルジャアニ~シグナギ~ラゴデヒ 16:00(グルジア時間)にアゼルバイジャン側のガイドと面会
グルジャアニ・ワインセラーへ。グルジアでは唯一の二つのドームからなる全グルジャアニ聖教会を見学後、ワインうと絨毯の町シグナギへ。聖ニノゆかりのボドゥベ修道院を見学後、シグナギで昼食。アゼルバイジャンとの国境の町ラゴデヒへ向かいます。出入国手続き、乗り物とガイドを交換してアゼルバイジャン、カフ地方の見晴らしのいいイリス村へ。13世紀に拓かれた、この村の墓地の簿銘碑にはイスラム教の古い書体である「クーフィー体」が刻まれています。シルクロードの中継地として栄えたシェキへ。シェキは標高700m、山と樫の森に囲まれた円形競技場のように美しい町です。町の名前の由来は紀元前7世紀ころに、新彊に住んでいた少数民族の塞人(Sak)が移住してきたため、という説もあります。フレスコ画とステンド・グラスが素晴らしい、18世紀のハーン(首長)の避暑宮殿、シェキ歴史博物館を見学。
宿泊: シェキ
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16日目
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シェキ~キシ~ラヒジ(約180km)
改修の終わったキシ村のアルバニア教会を訪問。伝説によれば、紀元78年に建てられたと言われ、、アゼルバイジャン国内で最も古いキリスト教会。次にイスマユル地方のラヒジ村へ。ここには銅鉱山があってポットやサモヴァールなどの銅製品や絨毯が有名でバグダッド(現イラク)やシラーズ(現イラン)などの市場で人気でした。
宿泊: イスマユル
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17日目
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イスマユル~シェマハ~バクー(約200km)
シェマハはペルシア系シルバン王朝の首都として栄え、ワインと絨毯の名産地でしたが、度重なる地震で衰退した町です。高台にある歴代の王の霊廟(7つのキューポラ)、ディリ・ババ・モスクを見学後、バクーへ。ホテル・チェックイン後、城壁に囲まれた世界遺産の旧市街を散策。シルバン・シャー宮殿、乙女の塔などを見学。噴水広場界隈でショッピング。
宿泊: バクー
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18日目
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バクー~ゴブスタン~アブシェロン半島~バクー
バクーの南西、約60kmのところに広がる石器時代からのゴブスタン遺跡を見学。荒涼と続く岩山の裾野に石器時代の人々が描いた岩画が約6000点あります。拝火教寺院のアタスガフ、天然ガスが常時、燃えているために「火の山」と呼ばれるヤナル・ダグ山を見学して、カスピ海に突き出たアブシェロン半島を周遊。周辺には世界有数のカスピ海油田があります。
宿泊: バクー
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19日目
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空港までお送りします。
日程終了。解散。
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